2012年第一四半期総括

1月~3月のFX市況は、相次ぐ指標の上振れが続いているという状況で
アメリカ経済が持ち直しの様相を見せており、ドル買いが進んできています。

2011 年末頃にはドル円が戦後最安値更新を何度も繰り返していましたが、
年明けからドルは急激に買い戻されてきており、84円台にまで一時上り詰めました。
アメ リカ経済が持ち直してきているのでドルが売られる要素が少なくなってきています。

また、同時に進行してきているのがガソリン価格が
高くなっていることで分かると思いますが原油高も進行しています。

世界各国の経済が持ち直してきているので、
投機マネーの向かう先は原油になりました。
原油高も続いていますので 資源国通貨であるオーストラリアドルや
ニュージーランドドルそして南アランドが買われています。
オーストラリアドルは2011年末には76円前後でした が、
一時は88.5円前後まで上り詰めました。

経済が持ち直してきているということで円売りも進んでおり、
ユーロ安も落ち着きを取り戻しております。
現在のユーロ円は110円~105円で推移しています。
ギリシア危機で騒いでいた昨年がなつかしく思えますね。

ここ最近のFX市況では、特に売られる外貨もないので
日本国経済も明るい兆しが見えてきているところだと思います。
この経済状況が続き円安が続くのであれば輸出企業にとっては追い風となってくると思います。

し かし、4月に入ってからの3月度の指標発表を見てみると、
雇用統計が思ったより伸びていなかったこともありますし
消費者物価指数もあまり良い結果ではな かったので、
一時的な円買いが続いています。

テクニカルチャートを見ても、売りトレンドであることは見てとれますので、
買い方はしばらくは様子見でいた方がいいでしょう。

ただし、リーマンショックやサブプライムローン問題のような
大きなニュースは入ってきていませんので、
大きく円が買われる可能性は少ない です。

ストキャスティクスを日足で見てみると売られすぎとなっていますので、
相場の変換点が近いかもしれません。
しかし欧州債務問題、とイラク核問題のアンテナは敏感にストップロスも忘れずに。

第二四半期は6月にQE2が終了!
市場は、はやくもQE3「くれくれ」禁断症状の様相となってきております。

ちなみに昔から相場の格言に
「Sell in May and go away」
と言うのがあります。
「5月に持ち高を解消して我が人生を楽しもう」、って事ですが、
今年はどうなりますか。



2012年3月29日(木)の経済指標

こんにちはFです。
今日の指標として注目されるのは米国のGDP

21:30 米)第4四半期GDP確定値

GDPとはGross Domestic Productの略で、国内総生産の事で、
主な項目として個人消費支出や住宅投資、設備投資、在庫投資、
政府支出など広範囲にわたり集計されその国の成長率・景気動向
を占う上で重要な指標の一つです。

前回の改定値では3.0%、今回のコンセンサスも3.0%。

米国では過去何度もバブルが膨らんでは破裂してを、
繰り返してきた歴史の中でこのGDP3.0%という数字が、
実に重要な意味を持っています。

今までの幾度と無く繰り返された、景気後退から、
景気回復へと向かう際このGDP3.0%が一つのサポートとなっています。
前々回に発表された速報値ではコンセンサスの3.0%に届かず、
市場の景気回復への期待も懐疑的になりさらにQE3期待でドル売りで反応。

しかし先日行われたFOMCでは景気や労働市場に関する
文言でダウンサイドリスクに関して緩和方向への修正が入ってましたね。

前回発表された3.0%が景気回復への最低ライン、
これをまた下回れば要注意。QE3、金融緩和期待が台頭、
先日のEU理事じゃないですが、また薬漬けの日々です。

今日の戦略:米ドルの週足7週連続の陽線はやはり否定されましたね。
しかし調整も思ったほど深く入らず81円後半まで。
レパトリも終わり下値も限定的と見てます。下がったら買い目線で。



来週からは4月、今日の東京は春らしい気候ですごしやすいですね。
再来週には早くもメジャーの弟1戦。マスターズも開幕!
2年ぶりに優勝したタイガーに、新たな時代の雄マキロイの
本当の新旧対が見られそうです。



2012年3月21日(水)の経済指標

こんにちはFです。
実にお久しぶりです。。

本日注目の経済指標は米国住宅指標の中でも重要な
こちら米中古住宅販売件数です。

米中古住宅販売件数は全米不動産業者協会が集計・発表。
米国では新築物件より中古物件の市場規模が10倍もでかく、
さらに新築より中古物件の購入需要が非常に高いため、
住宅関連指標で一番注目されます。
ちなみに新築住宅件数は米商務省から発表されます。

昨日20日に商務省から発表された住宅着工・許可件数では
着工件数が前月から0.1万件の微減、しかし建設許可件数は、
前月より4.1万件の大幅増で結果、住宅市場への悲観的な予想が後退ぎみではあります。

しかしのどもと過ぎればではないですが、
昨年12月に発表された中古住宅販売件数で、
過去4年分の集計に誤り!があり、醜い修正となりました。
この過去4年の平均がそれまでは515万戸でしたが、
この修正で442万戸と年平均73万戸、14%もの巨愕の修正をしたばかりです。

そして前回の発表1月は457万戸、今回のコンセンサスは461万戸と
ほとんど地を張っています。


今日の戦略:このところの対円での米ドル、ユーロの上昇が目立ちます。
米ドルの週足は6週連続の陽線、今週も陽線で引けるとなるといつ位ぶりか記憶に無いほどの昔以来!!。
利食いは早め、早めで警戒体制に入っています。


やっと暖かく春らしい気候になってきましたね。
外へ出かけても新緑が目に入るようになってきました。
春といえば楽しみの一つが新筍!
軟らかく香りの高い新筍と若芽を一番だしでさっと煮、
仕上げにこれまた新芽の木の芽を添えて、
キュッと冷えた日本酒。春ですね。

2012年3月9日(金)の経済指標

こんにちはFです。
本日注目の経済指標です。

やはり本日はこれでしょう。

22:30 米)2月雇用統計

世界各国から発表される経済指標の中でも一番注目度が高く為替にインパクトがある経済指標が、
米国の雇用統計です。トレーダーの間では「経済指標の王様」なんても言われてるそうですが。
雇用統計は「非農業部門雇用者数」と「失業率」からなり、米労働省労働統計局から発表される
1か月ごとの各セクター「財生産部門(建設・製造)、サービス部門(卸売・小売・輸送・保管) 、
情報部門、金融取引部門、専門職部門(人材派遣・レジャー・接客)、政府部門 」の
雇用者数の増減これが「非農業部門雇用者数」と失業率の数値です。

調査対象項目も、
非農業部門雇用者増減
平均週間労働時間
製造業労働時間
製造業残業時間
時間当たり賃金
労働人口増減
就業者増減
失業者増減
U-3失業率
U-6失業率
長期失業者(27週間以上)
などなど、多岐にわたり調査が行われます。

この中で一般的に注目されてる項目が皆さんがよく目にする
「非農業部門雇用者増減」「U-3失業率」ですね。

しかしこの数字だけを見ていると本当の雇用の実態は見えてきません。
特に気にしているのがU-6失業率とばれるもので、完全に失業してしまっている人
+正社員を諦めたパートタイマー+職探しは諦めていないが職が無い人。
こちらの数字がより実情に近い失業率と見れます。
これの推移が11月15.6%、12月15.2%、1月が15.1%と順調に減ってきているようですが、
平時ではこの数字が8%台でなければいけないですから、
表の雇用統計通りの楽観的見方はしていない訳です。
さらに労働参加率などもありますがこれはまた次回にでも。

非農業部門雇用者
1月は21.0万人増で、2月のコンセンサスは24.3万人増。
失業率は、
1月8.3%、2月も8.3%。

今日の戦略:本日のドル円高値は前回高値81.86に面併せするかのように81.88まで上昇。
しかしギリシャ債務交換の参加率85.8%と発表されるやクロス円を中心に反落、
雇用統計発表を前にショートカバーも息切れ状態で反落し様子見の状態。
本日は雇用統計発表前の無理なポジション取りは厳禁。

あったかくなったと思ったらまた冬に逆戻り、今日は寒い雨です。
ということでまだまだ熱燗が飲めます。今日はカラスミに熱燗、
体が温まってきたところでカニミソのカナッペに白ワイン!
を片手に雇用統計の結果をながめてますか。

ではでは!

2012年3月6日(火)の経済指標

こんにちはFです。
本日注目の経済指標です。

19:00 欧)第4四半期GDP改定値
注目のユーロ圏GDPですが、先日の欧州委員会で今年2012年通期での予想を、
従来の+0.5%から-0.3%へと下方修正しリセッション入りが高まりユーロも弱含みました。
今日のGDP改定値ではコンセンサスは前期比、前年比ともに速報値と変わりなく-0.3%と+0.7%。

ちなみに前回リセッション入りしたのはリーマンショック後の2009年、もう3年もたつんですね。
その際は-4.3%、戦後最悪のリセッションでした。


24:00 加)2月Ivey購買部協会指数
2月Ivey購買部協会指数は米国のIMSや各国PMIと並ぶカナダの代表的な景況指数です。
カナダのビジネススクールRichard Ivey School of Business(ウェスタン・オンタリオ大学の経営学大学院)とカナダ購買部協会が集計する、
購買担当マネージャーへ購買額変化を調査・指数化した指標でしてIMSやPMIなどと同じように景気の先行指標としてカナダドル通貨では注目指標となります。
昨年7月の46.8を最後に景況判断のライン50を上回り12月63.5・1月64.1とオーストラリアと同じく資源国通貨の代表としての順調な回復基調にあります。

1月は64.1で、2月のコンセンサスは62.0。

今日の戦略:今朝の豪中銀政策金利は据置きと発表。先日の88円をトップに調整、さらに昨日の中国のよるGDP見通しの引き下げ発表、
本日の発表後の会見では今後の金融緩和の可能性を示唆しドル・円に対しストップロスを巻き込み下落。
豪ドルの特徴でもある一方通行の強さに変化がでるのか注目しています。


昨夜はおでん屋「ひで」で会食。おでんといえば熱燗ということで飲みすぎました。
しかし今日は昨夜と打って変わって暖かかったですね。昨夜が今シーズン最後のおでんとなるのか。

ではでは!

2012年3月5日(月)の経済指標


こんにちはFです。
今日の指標として注目されるのは以下の2つ。

18:30 英)サービス業PMI
英・サービス業PMI とは民間調査会社・マーキット社が集計する業況感をとらえるもの。PMIは、Purchasing Managers' Indexの略。

2月は56だったが、3月のコンセンサスは55。

24:00 米)ISM非製造業景況指数
ISMとは、Institute for Supply Managementの略で「供給管理公社」と訳されます。景気転換の分岐を50%として、それよりも良いか悪いかを計測する先行指標。サービス業が構造状景気を引率している米国経済において非常に重要な指標となっています。消費者信頼感指数や、ミシガン大消費者信頼感指数に並ぶ、センチメント指標のひとつです。皆さんのFX会社のニュース情報にはこのような指標情報は掲載されてるだろうか?Fは某FX会社のニュースのライティングをやってます。

2月は56.8で、3月のコンセンサスは56.2。

今日の戦略:5日のオセアニアでドル円81.86をつけてからは下げてます。円安感が落ちついたか。ドル円81.5というのは、2011年7月からの円高傾向開始で形成される円高ボックスの上限です。ここでしばらくこのレベルでモメることが予想される。具体的には81.5-82.0のレベル。82.0を突き抜けると円安が一層進むか。ただししばらくはこのレベルでうろちょろすると思う。

今日は渋谷円山町の「ひで」という老舗のおでん屋で、ディーラー時代にお世話になったM氏と会食、今後のドル円の方向性について話してきます。

ではでは!